このカテゴリーは会社の大先輩で、日頃からお世話になっている事務員さんの大切な「味のおもひで」懐かしい記憶です。
紙芝居は2日おきくらいに近所の広場にやってきた。
10円握りしめて広場に集まる。
紙芝居を見て駄菓子を買う。
水あめなんかもあったような気がするけど、ソースせんべいが人気だった。
直径8センチくらいの大きさの味のない薄いせんべいに天かすをのせ、とんかつソースをかけたもの。
これが大好きだった。
今でも天かす好きなのはこれのせいかもしれない。
小学生になってから学校の前の公園にはたまに飴細工の屋台がやってきた。
荷台に木箱を積んだ自転車でやってきて木箱の中から白い水あめを取出し、ほんん少しの食紅で色付けると握りバサミ一本で、鶴や象、馬リクエストの動物に細工していく。
当時100円くらいしていて子供のお小遣いでは高価な代物だったから、飴細工がきてもいつもは誰かが買っているのを見ているだけ。
一度だけ自分で買ったことがあった。
ペガサスを作ってもらった。
キレイだったけど、食べれば当然甘いだけの飴だった。