\パスポートのいらないアジア旅行/ 大阪福島の亜州食堂チョウクで全ランチメニューをコンプリートしました!・・・から4年後。

アジアグルメ食べ歩き

とある日の東南アジアングルメ巡りは大阪市福島区の「亜州食堂チョウク」です。

(この記事は2020年1月8日に公開したものを再編集して投稿したものです)

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亜州食堂 チョウクってどんなお店?

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店内はカウンター席9席4人掛けのテーブル席が2席。
ダジャレ好きなオーナーシェフと笑顔が素敵なバイト女性の二人で営業されてます。

\パスポートのいらないアジア旅行/ がテーマで、福島区の路地裏にある小さくてかわいいお店。
チョウクはヒンディー語で交差点広場を意味していて、シェフがアジア各国を旅して出会った美味しいレシピの数々を、まるで「食の交差点」のように旅するような気分で現地の味が楽しめるんです。

亜州食堂チョウクのランチメニューは?

曜日メニュー
月曜🇹🇭カオマンガイ
🇮🇳ベジ ミールス & ノンベジ ミールス
火曜🇹🇭カオラートゲーン
🇮🇳ベジ ミールス&ノンベジ ミールス
金曜🇧🇩チキン ビリヤニ
🇮🇳ベジ ミールス & ノンベジ ミールス
土曜🇲🇾ナシカンダール ペナン 
🇸🇬潮州肉骨茶
第1日曜🇲🇾ナシ ブリヤニ 
🇮🇳ミールスB
第2〜5日曜🇲🇾ナシカンダール スルタン
🇮🇳ミールスB
2024年のランチメニュー|亜州食堂チョウク

平日の定番ミールズランチ【South India】

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ミールズ(平日のミニチャイ付き)|ベジタリアン or ノンベジ(非菜食)

「サンバー」はマスタードシードが効いてサラッとした野菜の煮込みで、「ダル」はアッサリ味の豆煮込み。
よくインドカレー屋でもこの豆の煮込みはセットで付いてきますが「おいしい!」と飛びつくような味ではないけれど、濃い味の中にあるとなんとなく安心する箸休めてきな料理かな?

「ボリヤル」はココナッツとスパイスで炒めた野菜のオカズで、「アチャール」は辛~いニンジンのピクルスで発色のいい赤色が辛さを物語っているかのようです。

お野菜だけだと物足りないので、ノンベジカレーの「鶏肉カレー」も追加しました。

「ライタ」は塩ヨーグルトで、そのまま食べてもおいしいけれどオカズやご飯に加えて食べるのが好きです♥好みがハッキリ分かれるそうですが私は大好きです。

全体的に辛いのでバナナはデザートというより辛さを和らげる救済役になりました。

定番メニューのミールスプレートは、チョウクさん独特のアッサリだけどスパイスがしっかりと効いていて風味豊かな味でした。
一品づつ「どんな味かな?」と口に運びながらも結局最後はごちゃ混ぜにして完食しました(笑)

月曜日の日替わりランチ|カオマンガイ【Thai】

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鶏をタイのハーブを加えて茹で、そのスープで炊いたご飯の上に先に茹でた鶏をのせた料理です。

このようなチキンライス(鶏飯)のルーツは中国海南島で、東南アジアの各地で広く食べられていますが、調理法や味は国によって様々です。

シンガポールでは「海南鶏飯」ハイナン チーファン。
ベトナムでは「Com Ga」コムガア。
マレーシアとインドネシアでは「Nasi Ayam」ナシアヤムなど。

日本で鶏スープでご飯を炊く料理は思い浮かばないけれど、炊き込みご飯とか親子丼とか鶏を使った料理はどこの国でも人気ですね。

カオマンガイとセットで付いてくる鶏スープは、シンプルだけどスパイスが効いていてマスターの「チョウクの味」
鶏は \朝引きの阿波尾鶏/ を使っていて素材に自信があるからこそのレア加減で、見るからにしっとり!プルプル!
ご飯は鶏出汁とタイ生姜の風味が効いていて、おにぎりにして持ち帰り買えりたいくらいのおいしさです。
このご飯に生姜と味噌のタレを付けて、胃袋の中にのまれるようにかきこんで食べました☆

そして食後はミニチャイで一息つき、至福のランチタイムを終えました(笑)
チャイですが、インドでは昔チャイのカップは素焼きの物で提されていて飲み終わったらパリンッと地面に叩きつけて割って帰るのがマナーだったそうな…
日本では考えられないね (;’∀’) 今ではお店のと同じように割れないカップを使用するそうです。

火曜日の日替わりランチ|カオラートゲン【Thai】

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タイの惣菜屋台では数種類のおかずがパッドに入って並んでいて、好きなおかずを指さしで伝えるとご飯にそのおかずをのせてくれます。よく、ぶっかけ飯って聞きますよね。
テーブルにはナンプラーやお酢など数種類の調味料が置いてあって好みの味に調整して食べます。

「カイ・パロー|卵と手羽元の五香粉煮」は日本のおでんによく似た味+五香粉の風味でアジアンな個性が出てます。
これを辛しではなく、赤唐辛子がたっぷり入ったお酢をかけていただきます。
甘いおかずに酸っぱ辛さを加えて、スプーンとフォークでご飯と混ぜ合わせると食い気が進むくんです。

「ヤム・ウンセン|辛春雨の和えもの」
チョウクのヤムウンセンは見た目には色味が少なくて辛さ控えめなのかな?と思いきや、シッカリ辛くて舐めてかかるとヒーヒーものでした(笑)

「週替わりのおかず|鶏肉のオイスターソース炒め」
鶏肉とインゲンの炒め物にシッカリ赤唐辛子が入っていて
こちらも舐めてかかると痛い目にあうのかと思いきや、まったく辛くなかったです。

金曜日の日替りランチ|チキンビリヤニ【Bangladesh】

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大きなお皿に山盛りのビリヤニが登場しました。
付け合わせの、茹で卵・カットライム・ライタ(塩ヨーグルト)・バナナも全部1つのお皿にドンとのってます。

先ずはご飯を一口食べてみると、色んなスパイスの風味が豊かでおいしい!
目で見てわかる範囲のスパイスを並べてみると・・・シナモン・カルダモン・グローブ・黒胡椒・青唐辛子♥旨味を引き出す素がわんさかです。

茹で卵は丸々一個入ってボリュームがあり、食べ進めるとご飯の中から大きなゴロンとした鶏肉を発見!半分ほど食べたところでライムを絞って味編を楽しみます。
最後はライタ(塩ヨーグルト)をかけて…口の中で色んな味が連鎖する素敵なランチタイムでしたよ。

ちなみにチョウクさんでビリヤニがランチメニューに登場したのはうんと昔のことで 当時は「焼飯」と連呼されて悲しい気持ちになったそうです…。
何年か前にこのメニューが定番としてランチに現れたときは、人気が殺到して営業時間中は常に満席状態で、売り切れる前に食べられて嬉しいとマスターに伝えると「これからずっとメニューにあるから急いで来なくてもいいのにね」と失笑されていました(笑)

土曜日の日替わりランチ|ナシカンダール ペナン 【Malaysia】

私が一度メニューを制覇したあとにランチメニューに加わりました。
近々食べに行くまで更新をお待ちくださいね。

土曜日の日替わりランチ|潮州肉骨茶【Singapore】

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「潮州肉骨茶|チョウシュウ バクテー」
そもそも肉骨茶|バクテーとは? 発祥はマレーシアのクランの港町で、労働者のスタミナ源として朝ごはんとして食べられていました。

今はマレーシア・シンガポール・タイ南部で広く食べられる名物料理で白スープと黒スープがあり、白は中国・潮州の漢方の少ない食べやすいタイプで、チョウクで提供されているのはこちらのタイプ。
ちなみに味はお店によって千差万別なんだそうです。

チョウクのバクテーは漢方のいい香りがするクリアスープの中にキノコと豚のスペアリブがゴロンと入ってます。
白スープの味は・・・最初は塩分がシッカリ効いていて「濃いかな?」と感る→ご飯をスープに浸すだけだとまだ塩っぱくて→ご飯にスープをぶっかけてみたら五臓六腑に染み渡るような感覚に!
この計算されたおいしさに感動して、思わずシェフに「天才ですね」と伝えるほど(笑)

ご飯を半分食べ終えてからは、こくのある中国醤油と赤唐辛子を足してさらに味の変化を楽しみました。
胡麻油の風味が効いたオイスターソースのタレがかかった青菜もおいしかった。

バクテーランチの日はお箸まで普段と違っていて、現地を忠実に再現されるマスターのこだわりが光ります☆

第1日曜|ナシブリヤニ【Malaysia】

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以前は第⑤土曜日限定だったメニューが、第①日曜日に変更になりました。
日曜日が5週続くってあんまりないですから、当時はレアメニューでした。

マレーシアスタイルのブリヤニは、現地では白米とバスマティライスの両方を用意しているお店があり好きなご飯に好きなオカズを選んでぶっかけて食べるスタイルで、チョウクのオカズは(烏賊・砂ずり・鶏肉)の中から2種類を選ぶのですが、欲しがりな私は特別にお願いして全部盛りにしました。

たくさんのおいしいオカズに気分をよくして、お昼からBeerも飲みましたよ♪

烏賊はスパイスの効いていて、砂ずりもスパイスで煮込まれていいて言わずともそのコリコリ食感がおいしい。
骨付きの鶏肉はゴロンと大きなもので食べ応えがあります。

「追加のサンバルエッグ」は辛いソースがアクセントで、4個くらい一気に食べたいくらい好き♥

「カリフラワーの甘いカレー」と「もやしとサヤエンドウのターメリック炒め」は、スパイスが効きまくったオカズの中でアッサリと優しい味で、ひと皿全体のバランスを支えてるような役割を感じました。

第2〜5日曜の日替わりランチ|ナシカンダール【Malaysia】

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ナシカンダールとは?インド系イスラム教徒のマレーシア食堂で出される定食のことです。

「ナシ→マレー語でご飯」
「カンダール→天秤棒」昔天秤棒でかついで売られていたことが由来。

現地の食堂では数種類のおかずがパッドに入って並んでいて、好きなおかずを伝えると~のぶっけけ飯(この下り多いな ( ´∀` ))

「烏賊のカレー」は安定のスパイス感が旨い。
「もやしとインゲンの炒め物」は塩分少なめでターメリックが効いた味です。

「茄子の煮込み」はアッサリ控えめながらハーブの風味が口の中に広がります。
「キュウリ・トマト・玉ねぎ2種類とココナッツのサラダ」は全体のカレー味の味変に最適で、これは女性ウケがよさそう!そんな味。

追加トッピングの「サンバルエッグ」は、見た目はすごく辛そうですが食べてみると意外に優しい味でした。
おいしいので追加することを、ぜひオススメします。

年末恒例!大晦日の福建肉骨茶【Malaysia】

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SNSの告知を見て \大晦日限定!福建肉骨茶ランチ/ を食べに伺いました。

まずは黒スープをゴクリ!
いつもの白スープ(潮州)とは違って、濃い黒いスープにドキドキしながらすすると・・・以外!まったく濃くなく体に染み渡るおいしさでした。
具材はいつもと同じ大きなスペアリブがごろんと2個入り、豚の直腸は大晦日特別でしたが新鮮で噛むほどに味が出ておいしい。

ジャスミンライスは丼で提供されて、大食漢な私には嬉しい限りでしたが他の女性客からは「半分にして下さい」と聞こえてくるほどボリューミーです(笑)
お行儀が悪いけど、肉骨茶のご飯はこうやってスープに浸して食べるのが一番おいしくて好きなんよね (゚д゚)ウマー

そして「年越しそば」はなんとミャンマーの焼きそば!
見た目に反して甘くなく素朴な味で、お皿一杯食べたくなりました♡

この日は事前に予約した、お正月中の福建肉骨茶を2人前もお持ち帰りして帰りました。
最高の年末の過ごし方☆

夜のメニューは?

夜はご予算に応じたプランで、色々なコース料理が食べられます。

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最後までご覧いただきありがとうございます。
画像数74枚!改めてみると私のひと口には色んな景色が広がっていました(なんちゃって)

どんな大皿が目の前に現れてもおいしく完食して、マスターに「よく残さず食べられたね」とありがたいお言葉をいただきました(笑)

料理の味付けは全体的にアッサリとしていて、スパイスの風味はシッカリと豊かでなにをいただいてもおいしくて。
なん度か足を運び、オーナーシェフとアジア料理についてお話しすると現地で学びその国のセオリーをとても大切にされてることが伝わってきます。
こういうコアなお店がたくさん増えて \本場の味/ を忠実に再現したアジア料理がたくさん食べられることを熱望するかぎりです。

亜州食堂チョウクの全ランチメニューを制覇です☆
「ごちそうさまでした!」

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