とある日の東南アジアグルメ食べ歩きは箕面市のARTISTプリックです。
本日はお料理教室のチームメイトのスーパ主婦のFujimotoさんと旅仲間のMiekoさんにご同行頂きました。
ARTISTプリックってどんなお店?
箕面市の牧落駅を東南アジアに進むこと徒歩約20分の閑静な住宅街の中に位置します。
周りの住居はセレブな豪邸ばかりの中。
ARTISTプリックもご覧の通りセレブな一軒家でありタイ料理レストランでした。
圧巻の御自宅!
玄関に招いて頂くとさらに御自宅のゴージャスさとセンスの良さに衝撃を受けました。
家主であるこちらのオーナーシェフは兎に角多彩!
絵画・陶芸・エッグアート・レースドール人形に至るまでその全てがプロの域の作品がズラリと並びます。(きっと他にも作られるものを聴いたら山程出てくるハズ)
凄い!凄すぎる!
初めて見る素敵な作品に終始唸りっぱなしでした。
素敵なリビングへようこそ!
お食事部屋は2階のリビングです。
完璧なインテリアコーディネートに一同ため息が溢れました♡
本当に素敵な御自宅です。
カウンター席もあり総席数12席。
広々としてますし何より流れてる空気がとても良くて癒されます。
カウンターの奥の窓からは箕面の景色が一望出来ます。
室内は隅々まで掃除が行き届いていてオーナーシェフの心遣いがとても感じられました。
席に着くとアンチャン(バタフライピー)のウェルカムティーを淹れて下さいました。
透き通るクリアブルーのお茶ですが。
ライムを入れて軽くステアすると紫色に変化します。
ドリンクメニュー。
タイのビール・カクテル・ワインに地元の地ビール箕面ビールや焼酎。
ノンアルコールカクテル・ソフトドリンクも種類豊富です。
オールフリー・ライムショット
お昼間なのでサントリーのノンアルコールビールを選択しました。
月変わりのランチコース。
Artistプリックのコース料理は毎月メインが変更します。
食べたいメニューがある方は事前リクエストも相談可能ですよ♡
いよいよランチコースの始まりです。
ワンプレートに上品に並べられたオカズが登場しました。
カノムパンナーム/揚げパン
フランスパンを使用した揚げパンでした。
海老パン
ムーパロー/豚の角煮
ヤムタクライ・レモングラスのサラダ
水菜・レタス・セロリ・青唐辛子入りのサラダですが水菜が持つ水分が引き立っていてサッパリしていて美味しいです。
フェイジョア
フトモモ科の果実。
食べると渋みがある洋梨のような味です。
紫芋のタピオカココナッツ団子
トムヤムクン/海老の酸っぱいスープ
こちらのトムヤムクンを一口飲むと衝撃が走りました!
今迄どんなお店でも飲んだことのない上品でまろやかなスープの味に「お鍋いっぱい飲みたくなる味」と一同大絶賛でした。
ソムタム/青パパイヤのサラダ
具材は青パパイヤ・金柑・柿・ハヤトウリ。
ちなみにハヤトウリとはこちらで 熱帯アメリカ原産のウリ科の植物の果実のことです。
カオパットムー/豚の焼飯
美味しそうなタイ風目玉焼きが乗ってます。
普通に盛り付けられているだけなのにセンスが光ってますね。
カボチャのココナッツミルク煮
デザートの味も甘過ぎず良い塩梅でした。
お料理全てがバランスが良く上品さを感じる優しい味のタイ料理でオーナーシェフの人柄がそのまま料理に表わされている。そんな素敵なお料理でした。
生ハーブティー
食後はレモンバームとミントのお茶を頂きました。
生ハーブのフレッシュな風味が体に染み渡る気分でした。
お茶を頂きながらオーナーシェフがタイ料理レストランをオープンさせるまで…のお話を聴かせて頂きました。
プリック(唐辛子)に救われた人生。
元々タイ料理好きだったオーナーシェフですが 最愛の旦那さんを病気で亡くし悲しみのどん底にいた時 一歩も自宅から外出することが出来ずにひたすら絵を描く日々が続いたそうです。
このままでは自分が駄目になる!
どうにかして立ち直らなければ!
そう思い立ちアルバイトに出た先がスパイス店でした。
そこでの仕事中のある日。
階段を登る途中で突然気を失いそのまま仰向けに倒れた場所にたまたま大量の唐辛子のストックがあり無傷で助かったそうです。
「あぁ…私は唐辛子に助けられた」
そう実感したそうです。
お店の名前のArtist→シェフ。
プリック→シェフにはなくてはならない元気の源。
プリックパワーで更なる飛躍。
プリックに助けられ元気付けたれたシェフはバンコクの竹下ワサナ氏の元でタイ料理を学ばれました。
最初は石橋阪大前駅の近くで小さなレストランをオープンさせた後に今の自宅レストランのスタイルに落ち着いたそうです。
とっても上品で柔らかい優しさを感じるオーナーシェフの魅力にすっかりファンになってしまいました♡
次回はディナーで再来したいと思います。
「ごちそうさまでした」