チェンマイの料理人・ターおばさんが大阪にやってきたお話|ターおばさんのベジキッチン in 茶倉

アジアグルメ食べ歩き

今月14日からチェンマイのVEGGIE KITCHENの講師・ターおばさん(本名)ジャムニアン・イアムジャルーンさんが来日していて堺市の茶倉にてMONTO TABLE(モントテーブル)主催の
ターおばさんの「VEGGIE KITCHEN」が開催されました。

(この記事は2019年9月21日に公開したものを再編集して投稿したものです)

ターおばさんてどんな人?

Veggie Kitchen with PATA

VEGGIE KITCHENの講師・ターおばさん(本名)ジャムニアン・イアムジャルーン

ジャムニアン・イアムジャルーンさん。通称「ターおばさん(pata)」は、幼少時から料理好きな母の影響で料理に親しんで育ちました。ベジタリアン料理に出会ったのは30代の頃。毎週末に自宅から数十キロも離れた寺院に通う中で、タンブン(寄進)のための料理を作り始めたのがきっかけでした。この世に存在する同じ生き物である動物や魚たちを殺さずとも、私たちは美味しい料理を生み出すことができる。以来、ターおばさんはその信念のもと、研究に研究を重ね、沢山の人たちに長い年月をかけて美味しいベジタリアン料理を届け続けてきました。

ターおばさんのベジキッチンツアー

映画「プール」の舞台になったバーンロムサイのホテルhoshihana village(ホシハナヴィレッジ)の料理監修もされています。

茶倉ってどんなお店?

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南海高野線・堺東駅から徒歩15分程の住宅街の中の古民家。
一階部分を改装したベジタリアンレストランです。
初めて来店されるかたなら、突如現る古民家レストランに驚かれることと思います。
門をくぐれば素敵な空間が待っている♪戦前に建てられた古民家からはそんな雰囲気が漂ってます。

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店内はセンス良く並べられた骨董品があり、畳の大広間にはシャンデリアとボンボン時計やセンス良く活けられた植物も素敵です。

また、しっかりとした厨房があり出入口には自家製のシロップや完全無添加の米麺などが販売されていて細部にまでこだわった印象を受けました。

ベジキッチンの開始です

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お料理のレクシャーは完全デモンストレーション形式で進められます。
ターおばさんの食材や調理法方などの説明を、通訳のあゆみさんを通して細かに的確に伝えていただきます。

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こちらはベジミートと色々な野菜をMIXして豆腐包みのたねを作ってます。
「ちょっと手伝って」と参加者さんたちが手伝う場面もあり、順調に作業が進みます。
蒸す前の豆腐包みは、写真に収めて絵になるようにキレイに並べられていて気遣いを感じました。

こちらはトマトのピリ辛ディップ作りの最中。
お野菜がたっぷり食べられるメニューは体に優しいレシピで女性に人気です。

ターおばさんのおいしさの秘訣

ベジミートと野菜をこねるときにお菓子作りに使う緑豆粉を使う
このほうが「お肉の脂分やゼラチン質が再現できる!」と、ターおばさんが発見したレシピです。
独特のもっちり感があり、米粉や餅粉では再現できないお肉独自のゼラチン質が再現できるのです。

ガパオは揚げる直前にお水に浸す
油で揚げる直前にわざわざお水に浸すなんて怖すぎる…
日本人なら誰もがそう思うでしょうが、その一手間がガパオの鮮やかな色とパリパリの食感を引き出し仕上がりが雲泥の差なんです。

この煎餅みたいなのはタイの納豆で、タイでもお料理に多様されるそうです。
濃いきな粉のような味で、後味はやはりメチャ濃厚な納豆の味がしました。
これで料理の奥深さがグッと上がるんだろうなと思うと、万能選手ですよね。

ターおばさんのタイ料理のセオリー

前回のチェンマイ現地の料理教室の際にも話されていたことですが。
最大の技術は記憶。
それぞれの郷土や季節により、同じ食材でもその時期により味は変化するものであり同じレシピでも人によりおいしさは違うので、自分が食べてみておいしいと思った記憶から再現することが大切だと教わりました。

出来上がったお料理たち

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今回レクチャーいただいたお料理たち。
どれもおいしそうで早く食べた〜い!(笑)

こちらのフルーカービングは去年のチェンマイ旅行で一緒だったお友達がこの日のために作ってきてくだしました。
芸が細かくて女性らしくて尊敬します☆

いよいよ試食タイムです!

かりかりガパオ揚げ&豆腐ときのこのサンド|เต้าหูยัดไส้กระเพรากรอบ

きのこのピリ辛和え|ลาบเห็ดอย่าง

トマトのピリ辛ディップ|น้ำพริกอ่องแบบมังสวิรัติ

アンチャン餅米|อัญชัน ข้าวเหนียว

今回のお料理は日本の調味料を多様したことと、香草の使用量が現地と比べるとはるかに少なかったこともあり。
タイ料理というよりは、日本の家庭料理の味に近かったです。
このことは、ご本人が本場のタイ料理のお話の際に説明されていましたが、ターおばさんの料理に対するセオリーと愛情はたっぷり伝わりました。

ターおばさんから参加者の皆さんへメッセージ

今回学んだレシピを必ずご自分で直ぐに作ってみて下さい。
何故なら時間が経つと、おいしい記憶を忘れてしまうからです。
私自身まだまだ料理に対しての研究心は成長していて常に進化しています。
皆さんもどんどん学びを再現して、よいと思ったアレンジも加えて成長させて下さい。

料理で一番大切なのは愛情と記憶です」

その気持ちを忘れずに、ご自分の周りの家族や友人の健康を願い幸せであって下さい。
そして出来れば週に一度でもいいので、ベジタリアンの日をもうけて動物達を殺めない日を作ってみて下さい。

最後にターおばさんと記念撮影しました

今回の参加者で日頃から仲良しなメンバーとターおばさんと一緒にパチリ。
リンチーさん・みゆりん・Miekoさんは去年のサワディシンチャオ主催のグルメツアーで一緒でした。
今日は参加されていませんが、同じくグルメツアーで一緒だった画家であり大阪ミナミで占い師をされてるACOデリックさんに描いていただいたターおばさんとチェンマイメンバーの絵と共に。
お料理教室でチームを組んでるスーパー主婦のFujimotoさんも一緒で、わいわいガヤガヤの楽しい会になりした。

今日も一期一会に感謝して「ありがとうございました」

ターおばさんのベジキッチンは以前チェンマイの自宅スクールに参加したことがあります。

チェンマイ現地の「ターおばさんのベジキッチン」に参加しました!
去年の11月。日頃より私がタイ料理の母と慕う博労町のサワディシンチャオの店主・おぐしみきさんの企画「チェンマイ・ロイクラトン祭りと北タイグルメツアー」のプランの一つで、ジャムニアン・イアムジャルーンさん(通称)ターおばさんの自宅で開催される...

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