Emi Grandeです。
昨日の東南アジアグルメ食べ歩きは【ベトナム料理研究所】でお料理教室でした。
(この記事は2019年10月15日に公開したものを再編集して投稿したものです)
ベトナム料理研究所とは?
15年間ベトナムのホーチミンに在住されたyuki先生が、主に大阪を中心にベトナム料理のワークショップや料理教室などを開催し、現地の調理法と食文化を知り学ぶことが出来ます。
毎回、開催場所が変わりますが今回は堺市の八六八ビルで行われました。
八六八ビルってどんな場所?
場所は阪堺電軌上町線の「寺地町」の目の前に位置します。
木曜日~日曜日・11時〜21時まで、オーナーがカフェを営業なさってます。
内装はコンクリート打ちっぱなしで、無気質な感じがとってもお洒落です。
ライティングもよくて、ここで写真を撮ると(iPhone10で撮影)独特な影と明るさがいい具合に調和して、加工アプリなんか使わなくても素敵な写真に仕上がるんです。
店奥には大きな長テーブルとフィッティングルームがあり、こちらで定期的にワークショップや教室が開催されます。
独特の世界観の中で行われるお料理教室
調理場は八六八ビルの雰囲気と、yuki先生から放たれる独特のオーラで軽いトランス状態に入ったような、とってもリラックスした感覚の中でレッスンが進みます(笑)
「今日は新鮮なバイ貝が手に入ったから」と生きてる貝を使った調理や、旅先で仕入れたお洒落な食器に囲まれてレッスンは進みます。
調理のコツ
これはフーティウ麺の出汁作りで、スペアリブ・大根・干し海老を使います。
煮るとスペアリブから灰汁が出るので、先に下茹でしたものを使用するか灰汁を取るなら茶色い上澄みだけにして、出汁に旨味を残すことが大切です。
また日本なら出汁を取った大根も他の料理として食べることがあるかと思いますが、ベトナムは暑い国なので身体を温める作用のある大根は食べないで捨ててしまうそうです。
これはバナナ生姜ゴマ飴のレシピです。
現地では天日干ししたバナナを使用するそうですが、湿度の多い日本ではカビ対策と時短の為にレンジで加熱したものを使います。
バナナは新鮮な物ではなくスーパーなどのお勤め品の、どちらかといえば残念なバナナがオススメだそうです。
この日準備されていた茶バナナは、なんと10本!
そしてこのバナナ飴の調理の工程が、想像以上に大変でした…。
お砂糖と一緒に炒めながら練り上げるのですが、時間の経過とともに粘度が増すので力が必要です。
焦がさないように、飴色になるまでひたすら捏ねるのですが疲れてしまうので、生徒さん達と協力して皆でひたすら練り続けましたよ。
最後は木ベラに固くまとわりついて、一人では錬ることが出来ない状態になったところを見計らって、生生姜と胡麻を加え、平らに形成すると完成です。
めちゃくちゃ大変な作業でしたよー!
対して、貝のココナッツミルク炒めの工程はとっても簡単で炒めて煮るだけのラクチンした♪
楽に作れて、早く食べられるレシピが大好きです(笑)
でき上がった料理を並べて撮影
料理ができ上り、皆で撮影タイム。食事前のこの時間も楽しくて好きです♪
オック・レン・サオ・ユア|バイ貝のココナッツミルク炒め
ココナッツミルクに、貝のエキスとレモングラスの香りが沁み出ておいしくないわけがない!
ただバイ貝が硬くて、身を取り出すときは必死でしたよ(汗)
噛むとコリっとしていて、とてもクセになる味でおいしい。
フー・ティウ・ナム・バン|五目フーティウ麺
海老・うずら卵・豚ミンチ・豚肉・鶏レバー・もやし・好きな香草をのせた豪華なフーティウ麺を、鉢の中でしっかり混ぜて、そのまま食べたり辛味を足したり、スープをかけたりながら自分の好みに味に変化をつけていただきました。
ケオ・チューイ|バナナ生姜ゴマ飴
皆で頑張った作業の集大成!
飴と呼ばれるだけあり、粘度が高くとにかく歯に詰まる(笑)けどおいしい!
yuki先生のレシピはお砂糖控えめですが、現地のは大量にお砂糖が使われているそうです。
甘いものが得意でなく普段はあまり食べない私ですが、yuki先生のチューイは甘味と生姜のスパイシーさが素朴で懐かしさを感じる味でハマりました。
最初から自分で作るのは難しいですが、甘さ控えめで食べるなら頑張って作る価値があるかもしれません。
本日も健啖です!
また、レッスンに行ったときは記事で紹介させていただきますね。
「ごちそうさまでした」
コメント