東南アジアグルメ大好き北新地ホステスEmi Grandeです。
今回は、メコン川と淡水魚に魅了されたラオス料理人・小松亭タマサートさんのイベントに参加したときのお話です。
ひとつ謝らなければいけないのは、このイベントが開催されたのが2021年の12月で、あれから1年も経過してしまい・・・おいしい話を寝かせすぎたと反省しております。
ラオス料理 × 割烹|異色のフルコース料理の会
ラオス料理人・小松亭タマサートと、る川 割烹りょう理とがコラボして、琵琶湖の湖魚を主役に東南アジア料理と和食を交互にいただけるチョッピリ贅沢で大人なイベントです。
前々から小松さんの活動に興味があり「主催するときは呼んで下さい」と熱くアプローチしてたんですよね(笑)
なのでDMいただいたときは、そりゃもうテンション爆上がりで☆
当日は大阪から滋賀県大津市の「る川」さんの店舗まで、小旅行気分で向かいました。
小松亭タマサートについて
小松亭タマサートこと、小松聖児さん。
小松さんのプロフィールは、【いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ】から引用させていただきました。
京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科に所属中に3年間に渡ってラオスに渡航。
合計8ヶ月滞在しながら淡水魚を中心とした淡水水産資源利用について研究を行う。滞在中に気づいたラオス料理の美味しさを再現すべく、帰国後に独学でラオス料理を習得し、現在は水産卸売会社勤務の傍らで出張料理人 ・イベント出展の形態でラオス料理を振る舞う「小松亭タマサート」を主宰し、ラオス料理と淡水魚食の普及を目指している。
現在のメインの活動は、琵琶湖で漁獲される天然淡水魚のうちの未利用魚をラオス料理にして人に食べて頂く事。
いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ
ちなみに「小松亭タマサート」の小松亭は苗字が落語家っぽくて。
タマサートはラオス語で【自然】だそうで、素敵な屋号ですね。
琵琶湖の湖魚とジビエを使ったラオス料理に舌鼓を打つ!
この日のお客は東南アジア料理が好きなのはもちろんですが、そうじゃなくてもグルメ通にも喜ばれる満足な内容でした *:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
琵琶すずき 昆布締め 一本釣り天然びわます お造り
じつは私、鱒ってあんまり食べたことがないんですよね。
なので、ビワマスが希少ということも知らなかったのですが、聴くと旬のものは上質な脂がのりトロにも負けないと評判なんです!
乳酸発酵豚肉熟鮮|豚皮干上げ煎餅|筋海老とむかごの甘辛揚げ炒め|琵琶湖沖島産 青木瓜の魚醤和え
ラオス料理のアミューズはこの4種。
タイ料理と通ずる部分は多くあるけれど、魚醤やハーブ類が同じでも国が変わればこんなに味が変わるの?ってほど、似て非なるものでした。
タイ料理ほど主張はせず、優しい味です。
鮑やわらか煮 肝シャリと
酒好きの心をわし掴みにするビジュアル♥
このサイズ感がまた粋なんですよね。迷わずに冷酒と一緒にいただきました(笑)
湖魚の芭蕉葉包み香草蒸し
モック=バナナの葉で包んで蒸した料理、パー=魚でモックパー/ຫມົກປາというこの料理。
芭蕉の葉を空けると色んな湖魚がギッシリ詰まってました。んま~((´∀`*))
ちなみに、芭蕉の葉の英名はジャパニーズバナナなんだとか。
馬肉のなめろう
生馬肉のラープ/ລາບは、これまた酒好き東南アジア好きが喜ぶひと品です。
私は特にラープが好物で生肉も好きなので、とっても嬉しい。
乳酸発酵豚肉炭火焼
ほのかに酸っぱくて酸味のあるソーセージを焼いたもの。
ビールにとってもに合うアテです。
穴熊炭火焼き
はじめて口にしましたが、ほかのジビエとはまた違い脂身が甘くておいしい!
る川さんで予約すると、穴熊料理のコースが食べられるのでまた食べに行ってみたいです。
すっぽん汁
東南アジア料理にカメやカエルは付き物なので、ラオスの市場でも普通に売られてるそうです。
丁寧に解体してくださってるおかげで、キレイに飲み干すことができました。
レモングラスとディルを使ってるので風味がよいです。
琵琶ます 氷魚 鱒いくら丼(ミニ) お汁 琵琶湖の佃煮 九条味噌
マスはサケ科なのでイクラが取れます。
このサイズがよくて、お汁と一緒にペロリといっちゃいました。
もち米おこわ|三種の漬け味噌(田亀・筋海老・椎茸)
こちらの料理はヂュオ/ແຈ່ວといいまして、タイ料理でいうナムプリック=ディップです。
個性的な材料も、小松さんの手にかかれば貴重なごちそうに変化します。
この漬け味噌を、カオニャオというもち米につけていただきます。
人生初の田亀をいただきました!
なんと、こちらの料理にはあの大きな昆虫【田亀】が使われてます。
うげー!!!!マジかよ。と最初はどん引いてましたが・・・見た目と違い、匂うとあら不思議?
田亀って、洋梨をもっといい香りにした様な匂いなんです。
見た目とは真逆なんですよね(笑)
たしか田亀って、魚やカエルなどなんでも食べる昆虫なはずだけど。
なんでこんなにいい匂いがするんだか?ってくらい、よい香りがしました。
自家製麺 水薯と米粉の麺 丸鶏のお出汁
〆は小松さん手作りの米麺と、鶏一羽を使ったラオスのフォー/ເຝີໄກ່
優しい味が五臓六腑に染み渡りましたよ。
この日は休日だったこともあり、食事に合わせて昼間っから飲酒しまくりました。
冷酒をのんだりラオス焼酎をロックスタイルでいただいたり。
おいしい食事と東南アジア料理のことを話しながら、いつもよりイケる口であったことは間違いないです(笑)
ラオス料理×割烹、普段は違う特別なコース料理を食べられてとっても満足でした。
また、イベントに呼んで下さいね(笑)
本日も健啖です!
「ごちそうさまでした」