今日は心斎橋の【サワディシンチャオ】さんで 月に一度のお料理教室でした。
(2020年をもちまして閉店)
現在こちらではリクエスト制のお料理教室のみ開催されています。
私たちも数名でこちらの教室に参加していて、回を増すごとに結束力が増し、それに加えてお料理のでき上がるスピードがどんどん早くなっていく最高のチームです☆
材料と下ごしらえ
事前にオーナーシェフから、その日のレシピの説明とどの順番で分量はどれくらい作るかを指示してもらいます。
チームの中で調味料・香草類・その他の材料の担当を決めて下準備開始。
この担当を決めて調理を進めるのが、時短の秘訣です☆
「豚肉のガパオ炒め」はオーナーシェフがバンコク現地のトップシェフ・ヴィチットムクラ氏から教わったレシピをレクチャーしていただきました。
こちらのレシピで必須なのは豚肉はミンチ肉をそのまま使用するのではなくて
ロース肉を包丁で叩いてミンチを作ることです。
仕上がりのおいしさが全く違ってくるそうです。
そしてこれでもか!という程大量の油の中に、クロックで叩きつぶしたニンニクと赤唐辛子を投入して
シッカリと油に赤い色がついて香りが出るまで炒めます。
(画像は調味料とスープが合わさった状態)
ガパオの半分はサッと火を通して、残りの半分は油で揚げます。
目玉焼きは、日本の作り方とは異なりたっぷりの油で揚げ焼きします。
こちらの「シーフードのカレー炒め」も、バンコク現地のトップシェフ・ヴィチットムクラ氏のレシピです。
実はガパオもパッポン炒めも以前習ったことがあるのですが、ムクラ氏バージョンは初めてです。
パッポン炒めといえば渡り蟹を使ったものがポピュラーですが、渡り蟹はおいしいけれど殆ど食べられるところがないので、お願いして家庭でも作りやすいようにシーフードミックスバージョンで作らせていただきました。
そして、普通のレシピと違うのは「塩卵」をレシピに加えることではないでしょうか。
作る前に少し味見させてもらいましたが、チョットした珍味のような味でこれ単体で食べるとなると好き嫌いが分かれる食材だと思います。
このレシピの面白いところは、人力の人間ミキサーで卵と調味料を混ぜ合わせることです。
「空芯菜の炒め物」は生の空芯菜が手に入ればの予定でしたが、時期的に手に入らなかったので小松菜で代用しました。
こちらのレシピはとにかく炒め時間が勝負なので、最初に火の通りやすいように葉の上に調味料をかけてしまう事が秘訣だそうです。
「豆腐と豚ひき肉の澄ましスープ」はスパイスと豚ミンチをパラパラになるまで炒めたら、全ての材料を投入して火を通すだけなのですが、最大の秘訣はやはりスープの味。
私が味見して「丁度いい(味)と思います」と伝えてから、最後に先生に味をみてもらうと「塩辛い!」と瞬間に手直しが入りました(笑)
シェフのスープの塩梅は特別なので・・・この秘訣に辿り着くには一体何年費やす事でしょう。
兎に角この方の作るスープ(他のお料理もですが)は絶品なのです。
お楽しみの試食タイム♡
でき上がったお料理を可愛く並べて写真撮影+試食タイムです。
ガパオ・ムー|豚肉のガパオ炒め
おいしさの秘訣の、たっぷり油で炒めたガパオはトッピングで盛り付けてます。
ガパオを惜しみなくたくさん使ったガパオライスが、現地の味の再現で嬉しいです。
タレー・パッ・ポン・カリー|シーフードのカレー炒め
ターメリックで着色したので、きれいな黄色が出てますね。
塩卵を使ったので、甘すぎないで味が濃くておいしい。おとなのパッポンカリーです。
パット・パックブン・ファイデーン|空芯菜の炒め物
サッと火を通した青菜は、シャキシャキ感がGoodです!
塩味とニンニクの愛称もよくて食べ続けられる味です。
トム・ジュー・タオフー・ムーサップ|豆腐と豚ひき肉の澄ましスープ
きれいなクリアスープにうっとりさせられます。
油は旨味!おいしくてお替りしましたよ。
今日はお酒飲まないつもりだったけど、食べ始めたら我慢できませんでした(笑)
ちゃっかり昼間っから生ビール飲んで、オカズもご飯もたくさんいただいて、お腹パンチクリンになって帰宅しました。
本日も健啖です!
また来月のお料理教室もよろしくお願いします。
ごちそうさまでした。
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