とある日の東南アジアグルメ食べ歩きは、心斎橋の【サワディシンチャオ】で月一のお料理教室でした。
(2020年をもちまして閉店)
現在こちらではリクエスト制のお料理教室のみ開催されています。
私たちも数名でこちらの教室に参加していて、回を増すごとに結束力が増し、それに加えてお料理のでき上がるスピードがどんどん早くなっていく最高のチームです☆
メンバー紹介
サワディシンチャオオーナーシェフ|おぐしみきアジアンクッキングサロンの講師・おぐしみきさ
休日の日は家族のためにご飯作りを担当する育メンパパ|TAMURAさん
料理上手な魔法の手をもつスーパー主婦|FUJIMOTOさん
そして今回、初参加のポヨヨンさん・かんみさんと、私Emi Grandeです。
ポヨヨンさんはサワディシンチャオの常連客で、カンボジア旅行でご一緒させていただいたときは個人的にとってもお世話になった私の恩人です。
また、かんみさんは共通のお友達のつながりでおひとりで参加されてたので、とても緊張された様子でした。
材料と下ごしらえ
東南アジアのオヤツを食べながら (*´༥`*)モグモグ
事前にシェフからその日のレシピの説明や、どの順番で分量はどれくらい必要かを指示してもらいます。
今回は非常に珍しい日本では手に入りずらい食材を使用するので、その説明をもしていただきました。
そしてチームの中で調味料・香草類・その他の材料を担当を決めて下準備開始。
この担当を決めて調理を進めるのが、私たち流の時短の秘訣なんです☆
*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
今回も参加者が多いので、あっという間に準備が進むと思いきや・・・手の込んだもので、始めて作るお料理だったので作業は少々難航しました(汗)
豚ひき肉とトマトの汁米麺と北タイソーセージに欠かせない、レッドカレーペーストの準備
本日のレシピはカノムチンとサイウアの両方でレットカレーペーストが必要なので
まずはペースト作りから始めます。
ここはやはりクロックの達人(勝手に決めている)育メンパパ|TAMURAさんにお願いします。
コツはクロックで叩く!叩く!とにかく叩く!
ヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノ ぶーぶーぶーぶー!!!!
やはり私達が叩くより、男性のTAMURAさんが叩く方が音もスピードも段違いに早いのです。
北タイソーセージ|サイウア|ไส้อั่ว
ソーセージってお肉と塩だけで作れるのかな?なんて思ってましたが
サイウアの、あのスパイシーで辛旨いレシピにはこんなにたくさんの香草が使われています。
先に準備したレッドカレーペーストと全ての材料を合わせて、粘りが出るまで混ぜ合わせます。
そこからラップの上で細長く成形してくるんだものを、アルミホイルで上から包みグルグル巻きにして、オーブンで焼くだけの簡単レシピです☆
ソーセージ作りは本来ならば腸詰めにするのですが その作業を経験したことがある人ならお分かりになると思いますが中々大変な作業なのです。
ですので、今回は事前に講師に相談して家で再現しやすいレシピで作らせていただきました。
豚ひき肉とトマトの汁米麺|カノムチン ナムギャウ|ขนมจีนน้ำเงี้ยว
チェンマイで食べた、思い出のトマト麺のレシピです。嬉しい!
このレシピには「タイの板納豆」と「ドークニウ|綿の花のオシベを乾燥させたもの」が入ります。
北タイ人は、この板納豆を料理でよく使用するそうです。
初めて見る食材を手に取って香りを嗅いでみたり、これが料理になるだなんて不思議な気分です。
板納豆は日本の納豆と比べると、似ても似つかない形状です。
これをサッと火で炙って使用するのですが、熱を入れると部屋中が一瞬で納豆臭に包まれます。
家で作業するときは、換気必須ですね(笑)
スープ作りには、クロックだ叩いた材料をフライパンで炒めて油に色をしっかりと移します。
そこにミンチ肉とプチトマトを加えてさらに火を通し、最後に鶏スープを入れてナンプラーで味を整えればスープの完成です。
そして、このお料理にさらに必要なのがこの「ガオラオルアットムー|เกาเหลาเลือดหมู」という血豆腐で豚の血を固めたものです。
中華食材では「猪血|ジューシエ」と呼ばれるそうです。
まれに中華食材店で手に入ることがあるかもしれませんが、だとしてもこの食材を手に入れるのは至難の業だと思います。
「板納豆」「ドークニウ」「血豆腐」この珍しい三種の神器がそろわはいと、このお料理は完成させられません。
ですので、日本の料理教室で教わることも凄く珍しいことなんです。
これは「タイのそうめん|カノムチーン|ขนมจีนน้ำเงี้ยว」です。
日本のそうめんは小麦粉から作られてますが、タイのものは米粉が原料です。
もし日本の食材で代用するならば、そうめんではなく冷麦がオススメだそうです。
茹でたカノムチンをクルクル丸めて飾り付けます。
サイウアもカノムチンも、今日は丸める作業が多い日です(笑)
鶏肉の生姜炒め|ガイ パッ キン|ไก่ผัดขิง
このお料理は北タイのレシピではありませんが、寒いこれからの季節の風邪予防のために、生姜たくさん使った一品です。
香りの強い香草と鶏肉をに炒めて、一番最後にスライスした玉ねぎを加えてサッと混ぜ合わせれば完成です。
タイ人は玉ねぎにあまり火を通さなくてシャキシャキの食感が好みだなんだそうです。
ちなみにこのお料理は、私も普段からよく作ります。
簡単でおいしくて再現しやすいんです。
楽しみの試食タイム♡
出来上がったお料理を可愛く並べて写真撮影+試食タイムです。
とっても可愛い盛り付けとテーブルコーディネート❤︎いつも出来上がったお料理を並べるこの瞬間が好きです。
カノムチンの色とりどりの美しさにうっとりします (ノ∇≦*) キャハッ♪
やっぱりタイ料理は色鮮やかで華やかですね。
豚ひき肉とトマトの汁米麺|カノムチン ナムギャウ|ขนมจีนน้ำเงี้ยว
赤いスープが食欲をそそるトマト汁麺。
レッドカレーペーストに入れたチリが効いてるので、飲み込みかたを間違えると喉の刺激がハンパないです。何度かむせました(笑)
豚の血の塊は見た目と違って、とても食べやすくておいしかったです。
カノムチンはお代わりして2杯もペロリと平らげました。
付け合わせの具材は、ピーナッツ・にんにく・青ネギ・高菜の油炒め・パクチー・マナオ。
これらをトッピングして味変すると、いつまでも食べ続けられるようなおいしさでした。
北タイソーセージ|サイウア|ไส้อั่ว
腸詰めしない簡単バージョンですが。一度ラップにくるんだので肉汁が出なかったようです・・・。
肉汁=旨みなので、やはり作業が大変でも超詰めは大切だなと思いしらされました。
家で再現するならパンバーグの様に成形したり、さらにレモングラスの茎に巻き付けたりしても良いかな。
ちなみに、これはチェンマイの市場で撮影したものですが、サイウアは左の丸く積み上げられてるソーセージで、焼いて食べるとかなり辛いです。
鶏肉の生姜炒め|ガイ パッ キン|ไก่ผัดขิง
ビールにもご飯にもよく合う辛くないタイ料理です。
作りかたも簡単で、生姜をたっぷり食べられるのでオススメのひと品です。
最後に、お決まりのビールと共にいつもの記念撮影。
今回もたくさんの参加者さんと、楽しく料理ができてよかったです。
みきさんには、まだまだ色んなレシピを教わりたいですので、また来月のお料理教室もよろしくお願いします。
本日も健啖です!
「ごちそうさまでした」
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