とある日の東南アジアグルメ食べ歩きは
武庫之荘のタッサニー・タイカルチャーセンターにてお料理教室でした。
タッサニー・タイカルチャーセンターとは?
阪急武庫之荘駅の北出口からすぐそこの三善ビルの3階がタッサニー・タイカルチャーセンターです。
こちらの雑居ビルは1階にタイ料理レストランと2階にタイ古式マッサージサロンがあり
とてもタイ色が強いビルです☆
1階のこちらの大きなPOPを目印にして すぐ隣の階段を上がるとお教室です。
講師はタイ文化伝道師。
タッサニー・タイカルチャーセンターはタイ料理教室の他にもタイ舞踊・タイ音楽・タイ語・カービング・タイ式ヨガが学べる複合スクールです。
そして講師はタッサニー村木さんたった御一人で何役もこなすという非常に多彩なお方なのです。
まさにタイ文化伝道師!
中に入るとキッチンは生活感に溢れていてなんだかホッコリします。
初参加の方でも友達の家に遊びに来たような感覚で直ぐに馴染めますよ。
奥のスペースにはタイ舞踊で使う冠?みたいなのがズラリと並んでました。
タイの母の味を学ぶ。
元々最初はタイ料理のシェフをお呼びしてお料理教室を開催されていたそうですが
先生が子供の頃から食べていた家庭のお母さんの味を伝えたい思いから
一から料理を勉強しなおして今のスタイルと味に行き着いたそうです。
レッスン開始。
レシピに目を通しながらその説明とレッスンの流れを聴きます。
そして驚いた事に前回参加した際に習ったレシピの完成版を頂きました。
レッスン毎にレシピがブラッシュアップされて更に美味しいレシピを見つけたからと…。
タッサニー先生のお料理に対して妥協しない精神と伝承を大切にされている姿には頭が下がります。
コラーゲンたっぷりの豚骨スープの米麺の材料。
豚骨スープと上に乗せる具材は一から作るととんでもなく時間が必要なので事前にタッサニー先生が用意して下さったものを使用します。
三角の形をした神のように薄い米麺を茹でます。
この時に麺を一気にではなく少しずつ加える事が失敗しないコツ。
器に麺を入れて具材を乗せて…ここにスープを加えれば完成です。
生ターメリックと香辛料のカリカリ揚げ魚に使用するスパイスをクロックで粉砕します。
ウロコと腹わたを取った鯛などの白身魚に先程のスパイスを全体的に擦り付けて一晩味を馴染ませたもの。
こちらのレシピの特徴はお魚にスパイスを付けたら一晩味を染み込ませる事とターメリックで手が黄色くなるのを防ぐために手袋は必須です(笑)
あと一つ!熱した油に塩を加える事⭐︎
そうする事でお魚の皮が剥がれてしまう事を防げるので完成度が高くなります。
里芋の白玉団子デザートはレンジや茹でて柔らかくした里芋を裏ごしして白玉粉・タピオカ粉と混ぜ合わせたものを丸く形成するのですが小さくまん丸にするのが難しかったです。
作ってるうちに段々大きな団子になっていって …それを先生が後から小さく作り直すという追っかけっこになってしまいました(笑)
テーブルコーディネートはタッサニー先生にお任せあれ。
お料理を教えるのと同時進行でタッサニー先生はテーブルクロスとテーブルセンターをささっと敷きランチョンマットを並べます。
その手際の良さは見事なもので 私達に調理工程を教えながら頭の中では全てのコーディネートが完成されているのです。
私達は指示された通りに出されたお皿に料理を入れるだけ(笑)
華やかな試食タイム。
タッサニー先生ご自慢の高級ベンジャロン食器とベジタブルカービングでコーディネートされた食卓。
今回の器はベンジャロン焼きと言うタイの高級食器を使用しましたが 別の日はセラドン焼きが使われる事もありそれは先生のその時の気分です。
お見事!の一言ですね☆
クェイチャップ/コラーゲンたっぷりの豚骨スープの米麺
前日にタッサニー先生が4時間かけて煮込んだ絶品スープの米麺。
上に乗る具材もスペアリブ・モツ・自家製焼豚・厚揚げ・煮卵と豪華です。
ジャスミンライス
今回はハート型でした。
プラートートカミン/生ターメリックと香辛料のカリカリ揚げ魚
ヒレや中骨までパリパリと食べられる揚げ魚はスパイスの味が染み込んでて美味しい!
プアローイプァック/里芋の白玉団子デザート
苦戦した小さなまん丸団子は茹でると大きく膨らんでモチモチと食べ応えのある食感でした。
米麺の味変に使うナンプラー・唐辛子・揚げニンニクの皮・赤唐辛子入りのお酢・砂糖。
これらを全部スープに加えて混ぜ合わせます。
するとまた違った味に変化して楽しい♪
全ての食事をペロリと頂いて 食後はいつものティータイムで井戸端会議状態でした(笑)
今回も沢山心遣い頂きありがとうございました。
来月のお料理教室も楽しみにしてます。
「ありがとうございました」
タッサニー タイカルチャーセンターのHP→https://fy887827.wixsite.com/mysite-20
タッサニ–タイカルチャーセンターのInstagram→https://www.instagram.com/tassanee_thai_culture_center/
前回のお料理教室の記事はこちら→タイの母の味を学ぶ /タッサニー・タイカルチャーセンター vol.2
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