とある日の東南アジアグルメ食べ歩きは、Instagramでつながった仲間と【鹿肉BBQ】です。
タイ好きやタイ料理が好きな人ばかりが集まり、月に一度市内のタイ料理屋で食べる会を開いているのですが、その中のメンバーさんにお招きしていただいてBBQに参加しました。
炭をおこして準備をスタートして食べる気満々です。
また、凄い量のナイフが準備されていて「コレ何に使うのかな?」と思っていると・・・。
小鹿一頭をまるまる使った本格的でワイルドなBBQ
最初から鹿肉があると聞いてはいたのですが、子鹿一頭が登場して驚きました。
頭・内臓・皮はあらかじめ取り除かれれ、参加者の皆が解体しやすい状態にして下さってました。
ここから、鹿肉を提供して下さった道端さんのレクチャーを受けながら解体作業を進めます。
慣れない手つきで背骨の間に刃を入れて、身と骨を剥がす作業が想像以上に難しくて、私も挑戦しましたが腰が引けてますね(笑)
道端さん曰く、一人10頭ほど捌くと手慣れてくるそうです。
一から皮と内臓を処理する作業を想像すると大変さが分かり、こんなにいい状態で提供していただいたことをありがたく思います。
小鹿さん、おいしく食べますからねー!
皆お腹が空いているので、解体する人、焼く人と段取りがいいこと(笑)
お肉は全く臭みがなくアッサリしてて、無限に食べ続けられそうです。
khonkorat|コンコラートのタイソーセージを仕入れてみました、
今回、東京のコンコラートさんでタイソーセージも仕入れてみました。
こちらの商品は、一本一本手作りされているので味がいいのと市販の加工肉を極力控えている私にとっては安心です。
どれもおいしくて、これはリーピートするなと確信しました (゚д゚)ウマー
お肉とタイソーセージが焼けていい感じになるのと合わせるように、スペシャルな参加者が登場しました。
ラオス料理人 小松亭タマサートの小松さんの登場!
本業がお忙しい彼から参加できると聞いたときには、嬉しくてテンション爆上がりしましたよ!
そして、この小松さんの登場からあんなに悪戦苦闘していた鹿肉の解体作業があっという間に進みます。
見事な包丁さばきに、道端さんからもお褒めの声がたくさん溢れていました。
ここで、道端さんと小松さんの紹介をさせていただきますね。
蝶使い 道端慶太郎さん
株式会社 空から蝶|代表取締役|蝶使い 道端慶太郎さん
Keitaro Michihata
1975年生まれ、奈良県出身。
幼少期から自然と昆虫が大好きで、幼稚園では虫を見つけるとついて行き整列ができず、ダンゴ虫を鼻に詰めて病院に運ばれたりしながら自由本舗に育つ。
中学から高校生活は、バスケットボール部に所属し一旦生物のことを忘れる。
北海道大学農学部を卒業後、1998年から環境コンサルタントとして野生動植物の調査に13年間従事するが、生き物が減少していく状況を調べ続けることが辛くなり退社。
2015年、株式会社空から蝶を設立。
2000km旅する蝶 ”アサギマダラ” を幼虫〜さなぎ〜成虫へと育てて、空へかえす飼育キット「蝶絶体験」を発明販売されています。
また、店内に野生植物を展示した「いつか森になるカフェ」も運営中です。
【冬の蝶絶体験】
【いつか森になるカフェ】
小松亭タマサート 小松聖児さん
小松亭タマサート|小松聖児さん
komatsuteithammasart
プロフィールは、【いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ】から引用させていただきました。
京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科に所属中に3年間に渡ってラオスに渡航。
合計8ヶ月滞在しながら淡水魚を中心とした淡水水産資源利用について研究を行う。
滞在中に気づいたラオス料理の美味しさを再現すべく、帰国後に独学でラオス料理を習得し、現在は
水産卸売会社勤務(2023年に退職)出張料理人 ・イベント出展の形態でラオス料理を振る舞う「小松亭タマサート」を主宰し、ラオス料理と淡水魚食の普及を目指している。現在のメインの活動は、琵琶湖で漁獲される天然淡水魚のうちの未利用魚をラオス料理にして人に食べて頂く事。
いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ
ちなみに「小松亭タマサート」の小松亭は苗字が落語家っぽくて。
タマサートはラオス語で【自然】だそうで、素敵な屋号ですね。
【自然】が大好きな二人ですから、気が合うし意外な共通点もあり話のやり取りも楽しく聴かせてもらいました。
鹿肉のラープ|ລາບ
これこれ♪ 最初に鹿肉BBQと聞いたときからラープが食べたかったんですよね。
イサーン料理の牛生肉のラープを食べてから生肉が好きになり、「レアで食べたい」とお願いしてみましたが、鹿肉は寄生虫がいてる場合もあるのでダメですよとそこはキッパリ。
ちなみにタイ人は、サナダ虫系の寄生虫を持ってる人はまあまあ居てるそうです。
お尻から生きた虫が出てくると思うと、ゾッとしますね ぇ━(*´・д・)━!!!
日本の調味料が東南アジアの味になる。
ラープを作るための最低限のハーブや柑橘は小松さんが持参してくれたのですが、それらと焼肉のタレを使いナムチムを作って下さいました。
「ありもので料理するのが好き」だそうで、まさか焼肉のタレからナムチムを作るのは無理だろうと思い込んでいた自分の頭の固さがつらい…(lll-ω-)ズーン
新鮮な鹿肉とナムチムの組み合わせがおいしくて!
骨までかぶりついて食べてます (゚д゚)ウマー
おいしくて、出来上がった途端に売り切れになる燻製
タン・たらこ・味付け卵・イカ・持ち帰り用のお塩に醤油まで、主催者のOさんが付きっきりで燻製を作り続けて下さいました。
「できたよ~」の声と同時にすぐ食べてなくなるので、ご本人のお腹には入ったのかな?と、心配になるくらいでした(笑)